10月上旬、学園都市あんしんすこやかセンター様主催の講演会で、「頼れる家族がいない場合にどのような準備が必要か」をテーマにお話ししました。講演では、身元保証サービスや成年後見制度についてご説明しました。当日は約50名の方々にご参加いただき、関心の高さを感じました。
講演の中では、頼れる家族がいないときに生じやすい課題についてご紹介しました。
特に金銭面での課題が多く、入院費の支払いや日常の買い物など、誰かの手助けを必要とする場面が出てきます。
こうしたとき、介護サービスでは対応しきれない部分を「身元保証サービス」で補うことができることをご説明しました。
また、認知機能の低下を見据えた備えとして、「成年後見制度」についてもお話ししました。
成年後見制度への関心は高く、会場からは多数のご質問をいただきました。
《挙がった質問》
Q. 成年後見人を申し立てるタイミングはいつになりますか?
A. 日常生活の中で「少し様子がおかしい」と感じたら、まずはケアマネジャーなどに相談してください。
申立てには医師の診断書が必要となるため、診断書を取得したうえで申立てを行う流れになります。
Q. 独居の場合は、誰が“おかしい”と判断するのですか?
A. ケアマネジャーなど周囲の支援者が判断します。ご本人から「成年後見人をお願いしたい」と申し出るケースはほとんどありません。
人それぞれ事情が異なるため、講演内容を自分の状況にどう当てはめればよいか分かりにくい方もいらっしゃるかもしれません。くらし支援ネットのサービスについて、より詳しく知りたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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