理解を深めよう 成年後見・身元保証 多職種連携研究会に出席しました

 2月下旬、長田区医師会などが共催する、長田区認知症多職種連携研究会に出席しました。同日のテーマが「成年後見制度をしっかり理解しよう!」ということで、高齢者の身元保証をしている立場から、実際に提供している身元保証サービスについてパネリストとしてお話しました。

 当日の研究会には、医師・看護師・薬剤師・ケアマネージャー・社会福祉士など認知症に係る多職種の方々が参加していました。医療や福祉の現場では、「身寄りのない人が増え、ケアマネージャーなどの第三者が意思決定をせざるを得ない場面が増えている」という課題を抱えているそうです。こうした状況の中で、「施設入居の時に身元保証を求められるが、身元保証会社が多くてどこに頼めばいいのかわからない」「成年後見制度は知っているけど、後見申立てをするタイミングはいつがいいのか」といった声が寄せられていました。

 当日のパネルディスカッションには、くらし支援ネットから行政書士の若井丹治朗先生が参加しました。くらし支援ネットのサービスの中でも特に、身元保証について紹介しました。具体的には、施設入居時の身元保証の他、金銭管理の支援、生前に死後事務委任契約を結ぶことで亡くなった際に遺体の引き取りが可能であることなどを説明しました。

 成年後見制度については、弁護士や社会福祉士が説明。一例として、契約の際に「本人が判断できていないかもしれない」と感じたタイミングが一つのポイントとしました。

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